忙しい人

2003年12月5日
いつも、忙しい忙しいといっている人がわたくしの周りには何人かいる。
事実、忙しいところを何度となく垣間見ているので、確かに忙しいのだろう。
しかし、何故忙しいのだろうか?
残念ながら、人類にはそれぞれ能力差と云うものがある。(能力については、また別の日に話してみたいことが多くあるが、ここではあえて触れない)
この能力差がある以上、あることを処理するのに、時間の掛かる人と、大して掛からない人がいる。
では、その差がそのまま当人の忙しさに反映するかといえばそうではない。
忙しい人とは、本人の能力を少し超えたところの仕事量を持つ人であり(はるかに超えると処理しきれないから、そういう人は存在できない)忙しくない人とは、その能力より下回る仕事量を持つ人であろう。
では一体何故、そのような仕事量を持つのであろうか?
現代社会において、仕事量を決めるものは何かといえば、需要と供給の関係に帰結しそうだが、実はそうではない。

わたくしは、忙しい仕事が嫌いであり、そのような環境に自分を置くことが不快である。
従って、忙しい時もあるが、なるべく改善を試みて、忙しくならない工夫をする。
すると、いつしか自分の好みの仕事量を選択できるようになる。

勤め人で言えば、忙しいことがその当人を圧迫しているとすれば、配置換えを希望するとか、何らかの努力をして、それでもダメなら、転職をすることだってありうる。
しかし、いつも忙しい人は、実は忙しいことが好きなのであって、それらの改善をしないのは、忙しいことによる圧迫よりも他の圧迫の方が困るのであろう。

また、忙しくて大変だという人がいるが、わたくしに言わせれば、それは忙しくしている人がそのある処理(仕事)についての能力が低いか、その処理(仕事)に向いていないかのどちらかであり、前者であれば、その能力を高めれば済むことであるし、それが出来ない、即ち向いていないのであれば、他の処理(仕事)に鞍替えすれば済むことである。

しかし、そのように大変だ、忙しいという人に限って、どこかそのことを誇らしげに言っていることが、わたくしには、とても理解できない。

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